農家さんが雷が雷が鳴ると野菜についていたアブラムシが落ちる、とか、豊作になるといったことを話されていました。
アブラムシが落ちるのはわかりませんが、雷は「稲妻」と書くように稲の生育に影響をもたらせてきたようです。
稲を孕ませ実らせる、といったことから「稲夫」とされていて「夫」の字は「つま」と昔言われていたようです。
現代では「つま」は「妻」と書くことから「稲妻」になったようですね。
さて、雷による放電で大気中の窒素と酸素が反応し酸化窒素となって植物が吸収できる状態になったことから実際に雷が多く鳴る時は化成肥料のない時代稲の生育がよかったのでしょう。
これについて調べていると高校生が生育の早いカイワレ大根で実験しているレポートが出てきました。
これによるとカイワレ大根の種に放電を与えたものと与えなかったものの生育スピードは約倍ほど違ったようです。
また、与える水についても水道水に放電処理したもの、無処理のものと比べたところ放電した方がやはり倍ほど早く生長したとか。
処理水を調べてみると溶存窒素量が無処理の水道水に比べると1.5倍ほど多かったようでその窒素量が多いことから生育が早かったのでは?と結論付けられています。
非常に興味深いですね。