草津メロン

お中元で草津メロンをいただきました。

果肉は緑と赤がありますが、今回は赤のものを。

赤肉の草津メロン

滋賀県の草津市で作られているメロンで昭和57年から栽培が始まったそうです。

JAレーク滋賀が栽培・検査・出荷・販売を一貫管理しているとのこと。

メロンの原産地は東アフリカと言われていて古代エジプトで栽培され東西に広がりました。

東に渡ったものは甘みや香りが弱いウリ系、西に渡ったものは甘みや香りが強いいわゆるメロンに。

網メロンは16世紀のイギリスでその後アメリカに伝えられたとのこと。

草津メロンも網メロンなのでイギリスで発達したのがルーツですね。

恐らく原産のエジプトではウリ科で果実が比較的大きくなることから水分摂取目的で流通していた可能性もありそうですね。

中世ごろのヨーロッパでは既にメロンは甘いものとして記録されていたようでこの頃から野菜というよりは果物という感じで扱われてきたようです。

シルクロードのオアシスでとれるメロンが最高品質のものがとれると言われていたこともあるようで、やはり乾燥して水はけのよい砂地が栽培地に向くのかもしれません。

※オアシスの土がどんなだったかわかりませんが・・・

さて、草津の地質を見ると琵琶湖の右側は割と広く谷底平野や扇状地となっていて水はけはよさそうです。

実際に畑を見てないので何とも言えませんが機会があれば訪ねてみたいですね。