先日居酒屋さんで珍しいお酒をいただきました。
その名も「日置桜生酛糸白見 無農薬無施肥」というものです。
無農薬無施肥をラベルに書くとはなかなかないですね。
無農薬というところはまぁともかく、無施肥の定義も知りたいところではありますが、とりあえずどんなところで栽培されているのだろう?と思って調べてみた。
酒蔵は山根酒造場HPがなかなかオシャレです!
住所は鳥取県鳥取市青谷町大坪69−1となっていますが、このお酒の名前は「糸白見」ラベルに糸白見地区の山裾の小さな田んぼで杜氏自らが育てたお米を使っているとあります。
そこで糸白見のあたりをみてみると見事に緑泥石帯です。
土壌図を見ると典型的な水田土壌となっていました。
糸白見川はその川ほぼ全て緑泥石帯(珪質片岩と泥質片岩2種ありましたが)となっていて、泥質片岩の方は比較的はがれやすく母岩の性質が水にのりやすそうなのでその流域は比較的腐植も貯まりやすく、ミネラルも豊富そうですね。
水の影響を受ける田んぼにはかなり良い影響がありそうです。
何が言いたいかというと、すごくおいしいお酒だったってことです(笑)
無農薬無施肥とか書かれると絶対普通の田んぼではない(普通の田んぼじゃ無農薬無施肥はなかなか厳しい)と思ったので調べたらやっぱり条件が良さそうな場所でした。
機会があればいってみたいなぁ・・・