離農のきっかけにもなるイノシシの害

農産物を作っていると病気や害虫などで減収してしまうことがありますが、その他にシカやイノシシ、カラスなど野生の生物に食害されてしまうこともあります。

最近では二足歩行の害獣もいるようですが・・・

イノシシやシカなどの被害はかなり深刻で病気や害虫は対処の使用も、また一気に被害がでるということも稀ですが、特にイノシシの害は苦労して育ててきてもうすぐ収獲、という時に畑一面ダメにされるなど精神的にもかなりのダメージがあります。

実際にイノシシの害で離農してしまうというケースも少なくありません。

イノシシが入るようになりみかんの幼木は根こそぎ倒され園地が継続できなくなった農地

こうして農業ができなくなった農地には雑草が入り込み、管理がますます困難になります。

耕作放棄地に入った雑草たち

こうして農地が荒廃していけばイノシシなど野生動物が活動できる場所が増え、またその境界にある農地が被害を受け始め、生産性が下がり離農してしまうという負のスパイラルが生じてしまいます。