苦土石灰の向き不向き

農福連携で農業に新規参入することになった会社のコンサルティング業務をさせていただくことになりました。

土地はすでに取得済みということでしたので土壌分析を行い、土づくりと作物の選定・施肥設計のお手伝いをさせていただきます。

その中で栽培前に苦土石灰をpH調整として使うという話がありましたので苦土石灰が望ましくない場合もあることを説明させていただきました。

こちらの図は肥料などの本でよく見かけると思うのですが実線矢印は相手の吸収を阻害。破線矢印は相手の吸収を助けるものです。

カルシウム(石灰)は多くのミネラルの吸収を阻害するのでpH調整で投入するのはむかない場面があります。

土づくりについては来月に京都農販さんと一緒に行います京都農販スプリングフェスで詳しくお話しする機会があると思います。

京都農販スプリングフェス2020

興味がある方は是非ご参加ください。

1 comment on “苦土石灰の向き不向き”

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