先日伺ったハウスで生育が悪いところの写真です。
どうも水が吸えてなくてしおれている感じに見えます。
ところどころ藻が入ったようになってもいます。
聞くと牛糞たい肥を土づくりとして作前にいれているということ。
土づくりとは育てたい作物によって目指すところが変わってくると思うので明確に何とはいいがたいものかもしれませんが、基本的には透水性・通気性・保水・保肥性を持たせるのが目的だと思います。
(国内最大級家庭菜園SNS菜園ナビの栽培教本より)
この団粒は中心の粘土鉱物が腐食を集め塊になっているといわれています。
土の団粒化が目的であるのであれば腐食や粘土鉱物を入れると土壌は団粒化していくと容易に想像がつきます。
牛糞たい肥は粘土など入っておりませんので、何に期待して畑に投入するかというと土づくりにおいては腐食目的でいれているわけです。
残念ながら牛糞たい肥にはそこまで腐食が入っておらず、土壌のECが高くなる要素の方が強いため土づくりにはあまりむかないという考え方をされる方も出てきています。
土壌のECについてはまた後程ご紹介しようと思います。