先日さがほのかと紅ほっぺの断面をアップしましたが、今回はあまおうです。
あまおうの断面
さがほのか
紅ほっぺ
かなり赤いですね。
「あまおう」は「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字をとっているのですが、これだけヒットした大きな理由の一つに果肉が硬く輸送に向いているという点があります。
真っ赤で、断面も赤く、加工しても鮮やかな赤が失われず、大きくてインパクトがあるだけでなく輸送ができる。
品種特性上小売り側が扱いやすかったという点がヒットした理由でしょう。
大きく色も鮮やかだと贈答用もできますし、商品として幅広く活躍できる品種です。
話はかわり、先日小売りの方と話す機会がありイチゴについて伺うと、季節によってメインとしていれるイチゴの品種をかえているということでした。
たとえば出始めの11月は甘味よりも酸味が出やすいのでそもそも酸がでにくいさがほのかなどの品種をメインにされているということです。
そういった川下の事情もふまえて品種を選定することということは重要だと言われますが改めてその重要性を実感しました。