昨日の記事で朝日と夕日どちらが重要か?!朝日が当たらない場所は極端に育ちが悪い、というか一見して発芽すらしてないように見えるくらい生育に差があったわけですが・・・
以前ご紹介したなぜか?を最近見てくださっている方は過去の投稿を遡るのも面倒だと思いますので再度ご紹介。
こちらピーマンの苗の写真ですが、株の中央部分の色が薄くなってますね。
これは生長点といって細胞分裂をたくさんして生長するところ、生長点付近にあたるわけですが、植物は主に夜に生長して大きくなります。
夜間生長したところはまだ色が薄く、そこに日があたることで葉緑素が生成されていって色が濃くなっていきます。
夜生長してできた新しい細胞は光合成を行っておりませんので当然細胞壁も薄く害虫の食害を受けやすくなります。
害虫の多くは細胞壁はあまり消化することができず細胞の中身を栄養源としているので生長点付近にアブラムシがたくさんつくのも頷けます。
ご存知朝日は日光も柔らかく昼になるにつれ光をましてきます。
白い葉は強い光にあたると日焼けを起こしてしまって十分に育つことができません。
朝日から徐々にならされていくことで健全に育つことができるわけです。
朝日と夕日、どちらが大切か、他にも理由があると思いますが、そのうちの一つだと思います。