うね間にもみ殻や雑草の刈草など植物残渣を置いておくと様々な効果がある。
一つは土が踏圧により締まりにくくなること、うね間は通路となることで繰り返し踏まれると当然土は硬くなる。
これが上に植物残渣があることで踏圧が分散され土を踏み固めにくくなる。
土壌の間隙がつぶれないことで水が地下に抜けやすくなることで過湿状態になりにくくなり病害虫のリスク低減になる。
露地では雨が直接土をたたかず、表面流水で土壌浸食を防いでくれる役割も。
また、植物残渣自体のメリットもある、踏まれることで腐植になりやすく、土づくりに役に立つ。
土表面の保温、そして積み重ねた残渣の量や質では発酵熱が栽培植物の発根促進にもつながる。
ダンゴムシなどの腐食性の虫を呼び寄せるリスクもあるが手をかけられる場合はメリットの方が大きいように考えられる。

Pingback: レモングラスの敷草 – 株式会社ファームプロ