雑草学会とは、雑草研究の基礎から応用面で活躍している人々がメンバーとなり,研究発表や情報交換を通して会員相互の向上・発展と農業生産や環境保全へ寄与することを目的に活動している団体です。(HPの目的より一部抜粋)
さてそんな学会ですが今回シンポジウムの開催地が福岡だったということもあり参加してきました。
日時:2025年(令和7年)12月6日(土)13:00~17:00(開場12:30)
「BMT貸会議室 博多駅南(会議室B)(〒812-0016福岡市博多区博多駅南1丁目3−11 KDX博多南ビル B1F)
プログラム
1)開会挨拶
小荒井 晃(日本雑草学会 会長/農研機構)
2)講演 (敬称略)
「生産者が考える農家数激減時代に向けた持続可能な食料生産とは?」 中森 剛志(中森農産株式会社)
「スマート農業技術と雑草管理の課題」 及川 一也(株式会社クボタ)
「持続可能な食料生産を目指す農社スマートビレッジの挑戦 ― 畝間除草ロボットから畦畔管理スマート化まで」 奥野 竜平(株式会社農社)
「外来雑草問題の早期対応体制の構築 ―持続的食料生産を支える基盤―」 浅井 元朗(農研機構)
「水稲有機栽培の雑草防除を軽労化する両正条田植機」 重松 健太(農研機構)
「非遺伝組み換え除草剤抵抗性イネ:Clearfield® 生産システム およびProvisia® 生産システムを利用した雑草管理」 福井 翔太(BASFジャパン株式会社)
3)質疑、総合討論
4)閉会挨拶
黒川 俊二(日本雑草学会 副会長/京都大学)
同時開催:雑草で困っている人と専門家をつなぐ交流会
交流会は会場近くのアイリッシュパブケルツにて行われました。
学会の内容については別の機会に紹介するとして、交流会はしっかり準備されていて楽しかったです。
受付時にクジ形式でテーブルが割り当てられ、テーブルの上には付箋が3枚セットになったものが人数分配置されています。
ミニゲームがまさに雑草学会らしいゲームで、「嫌いではない雑草」を3種、他の人に見られないように書き、一斉に見せ合う。
同じ雑草を書いた人がいるかどうか、いる場合は何人いたのか、そして何種類の雑草がかぶったのかを記録、それぞれ1点で加算していきます。
そして同様に「好きな雑草」を3種書き、点数をつけてテーブルごとに点数を競うというもの。
たまたま私がいたテーブルが嫌いではない雑草2種、好きな雑草3種で5点となり優勝しました。
賞品は博多ということで、とおりもんをいただきました。
参加賞でチロリアンやめんべいも皆に配られており、幹事の方がしっかり企画をしていたのがよくわかる会で満足でした。