奥出雲に出張に行った際に旅館でいただいた御飯が美味しすぎて早速注文しました。
お米の消費を増やすには美味しいこと手軽なことが大事と言っておきながら玄米を購入して精米するのが美味しいと紹介したばかりではありますが・・
ここでもちょっと面倒な?お米の浸水について考えてみました。
手軽に食べるなら工数は少ない方がいいですし待ち時間も短い方がいいのでお米を水に浸して待つ時間ってなぜ必要なのか?
簡単なことなのですぐにわかりましたが、やはりお米の芯までしっかり熱を伝えること味硬さのムラをなくすことなんですね。
ということでお米の炊き方をイチから見直してみました。
1.はかる
お米は計量カップで正確に測ります、水加減にも関係してくるので計量カップにすり切りにして正確に測りましょう。
2.洗う
お米は大きな容器にいれて水を一気に注ぎます。この時水は手に受けながら当たりを優しくします。
全体を大きく混ぜたら素早く水を流し切ります。
>最初からとぎません、乾燥しているお米は吸水するのが早いのでぬかのにおいごと水と一緒に吸い込んでしまうので最初の水はすぐに流します。
3.とぐ
2で洗った後はお米が浸る程度の水で米粒を潰さないように手を返しながらといでたっぷりの水をいれて素早く流し切ります。
何度か繰り返し水が多少透き通ればOKです。
4.水加減
水を捨てざるにあげて水気を切った後、お米の容積の1.2倍程度の水を静かに注ぎます。お好みにより加減してください。
5.ひたす
意外と大事な工程です。お米は乾燥しているので芯まで水がしっかりいきわたることで熱がむらなく伝わるようになります。
理想は春秋1時間、冬2時間、夏は30分と気温により浸水時間は変わります。
6.たく
お米をゆっくり下から上に大きくかき混ぜた後平にし炊飯します。
7.むらす
今の炊飯器はほとんど蒸らしの時間は含まれています(10分程度)。
8.ほぐす
蒸らし終わったらすぐにシャモジで釜の底のほうから、ご飯粒をつぶさないように大きくかき混ぜるようにほぐします。
ほぐすことで余分な水蒸気が抜けてベタつきを防ぎ、水分のばらつきがなくなります。