アセロラはてっきり輸入しかないのかと思いきや、沖縄で作っていることを知りました(熱帯性の作物で露地の北限が沖縄あたり)。
農園にもいってみたかったのですが時間がなく断念したところ道の駅で売っていたアセロラのスムージーをいただきました。
非常に暑い日が続いていたのでアセロラの爽やかな酸味とほのかな甘さがちょうどよく美味しくいただけました。
帰り飛行機に乗る前におみやげ物屋さんによったところ、なんと初めてアセロラを見たので買ってみました。
思ったよりも丸くなく結構いびつな形をしています。
沖縄の市場で働いていた友人がアセロラはあまり市場出荷がなくてほとんどお目にかかったことがないと言っていましたが、果皮が非常に薄くて傷みやすいことも関係していそうですね。
加工しないと長時間の移動に耐えられないため市場出荷自体が少ないのでしょう。
肝心の味の方ですが本当素朴な味ですね、思ったよりも酸っぱくもなかったです。
しかし普段食べている加工品は本当よくできているなぁとも感じました。
香りや味の方向性は維持したまま強くしている印象です。
調べてみるとアセロラの日本での栽培1958年から。名護にある農業試験場に数本挿し木で植えたのが最初で1980年代から本格的に栽培が始まったそう。
アセロラ飲料などが日本で知られるようになったのも1980年代のようですからこの辺りはうまく商売につなげられる人がいたのだなぁと感じました。
沖縄では本部町がアセロラの産地として知られていて本部町ではアセロラのことを「アセローラ」としてブランディングし(そういえばスムージーもアセローラと書いてありました)、町内では収穫体験ができる施設もあるようです。