先日山形のサクランボ農家さんのところで見つけたこちらの巣箱。
授粉用にマメコバチを誘引する為にハウスの中に置いているのだそうです。
マメコバチはミツバチよりもサイズが小さい蜂で1センチもないくらいの穴(材木の穴や枯れた草の茎など)に卵を産み付けます。
ミツバチと違う点は野外での活動期間が1年のうち1か月ほどだということです。
ミツバチは一年中動き回り、受粉と関係ない季節の世話も必要ですがマメコバチは1年のほとんどはこの巣の中で過ごすなどメリットがあります。
ただし、開花と関係なく春先暖かくなったら順次巣からでて活動をはじめますので青森の方などではこの巣箱を冷蔵庫の中に入れて保管し、リンゴの開花にあわせて畑に出すなどされているようです。
授粉の季節と活動時期がマッチしていると非常にいいですね。