北九州市の農事センターさんでみたミニトマトの試験栽培。
二本仕立てにしたからと勢いが衰えている感じはしませんね。
花を見てみても同じようになっています。
そうすると単純に二本に仕立てた方が収穫量が倍になる計算ですが、あえてそうしない理由はなんでしょうか?
それは手間の問題が大きいと思われます。
二本仕立てとは
根本に近い箇所のわき芽を一つ伸ばしてそこにも花芽を付けるように仕立てていく方法です。
写真のように花がついた節のすぐ下のわき芽は非常に強いので一番花の下のわき芽を伸ばすことが多いです。
二本仕立てのメリットデメリット
二本仕立てにするメリットは何より収穫量でしょう。
主枝が二本になるのですから収穫量は倍になります。
それではデメリットは?
上で挙げたように手間がかかることです。
トマトは非常に生育が旺盛でわき芽が次々出てきます。
そのわき芽をとるのも手間ですし、主枝が二本になることで葉が込み合い風通しも悪くなります。
そうすれば病気も出やすくなることから非常に手間がかかります。
人手がかけられるようであれば二本仕立てに、そうでなければ一本仕立てにするのがよさそうですね。