草刈り・除草ワールド2025のトップカンファレンスに登壇してきました。
話の内容については草生栽培を中心とした事例紹介ですが、大事なこととして自分で考えること、目的を設定すること、掃除的な草管理はやめること、を紹介いたしました。
何回か繰り返しお伝えしましたが、いい機械や薬剤などはいくらでもあります。
それらの機能を知る前に、比べる前に、自分が何をしたいかをはっきりさせないといつまでたっても問題は解決しません。
雑草は生き物ですからそれらを何とか駆除しようと行動を起こせば雑草たちはそれに対応して生き延びようとします。
現場をよく知らない人からのアドバイスで教えてもらったツールも最初はよくても繰り返し使えば雑草が対応してより管理は困難になるでしょう。
現場の人がその場所その場所にあわせた目的を設定し、その上でツールを選ぶということが一番大事ですね。
展示会は今回草刈り・除草ワールドのブースは出展が4社程度だったと思います。
最初は結構出展数も多かったのですが、出展するツール側と購入する来場者側とでミスマッチがあったのではないかなと思います。
出展社はツールのプロです、今ある機械・薬剤はどれも優れているので目的が決まっていない「何かいい機械(薬剤)ないかなぁ?」と思って来場する人からすればどれも同じように見えたのではないでしょうか。
自分がどういった管理をしたいのか目的がはっきり決まっていればまた違った見方ができるでしょうに、展示会とは100%出展社に丸投げしてツールを探す場所ではなく、自分の意図に沿ったものを探したり見つけたりする場所かなと思います。
草刈り・除草ワールド、見ていてちょっともったいないなぁと思ったのが素直な感想でした。