群馬で梅農家をする福島さん。
群馬県高崎市は東日本一の梅の産地。
しかし梅といえば和歌山などが有名で地元関東圏でも梅の産地として高崎を知る人は少ないのだとか。
これは和歌山は和歌山ブランドで梅を出していっているのに対し、高崎では梅を梅酒などの加工原料として出荷してきたため消費者の間で高崎が梅の産地として知られていないという。
3.11以降契約の打ち切りが続き、そもそも産地として消費者に知られていなかった高崎は梅農家の離農が相次いだ。
そんな中福島さんはもっと高崎で梅が作られているということを知ってもらいたいということで世界農業ドリームプランプレゼンテーションにエントリー。
高崎の梅農家として梅に対する思いを話した。
今では都心のお店では高崎の材料だけでふるまわれる定食に梅も一緒につけることができたり、ふるさと納税の品に福島さんのところで作られているウメボシが入ったサイダーも認められた。
農業者自身が今後のことを考え行動をすることでまだまだ変わっていけると実感する出会いでした。