地元のお祭りに参加したところ茅の輪くぐりという催し物があってました。
この茅の輪くぐりは釈日本紀の話がベースにあるようです。
茅の輪をもらった人が村を襲った疫病から守られたことから無病息災を願う今の祭りの形になったのでしょう。
茅とは「チガヤ」や「ススキ」の総称で茅葺屋根の茅は主にススキを原料にしています。
チガヤ(wikiより)
ススキ(wikiより)
先日雑草に関する講義を受けてきましたが、その際日本は古来より草と共に生き、日本ほど草が身近にあり理解の深い民族はなかったものの、今となっては日本ほど草に無関心な民族はないという言葉が思い出されました。
この茅の輪くぐりのベースとなった茅などは草場として集落近くで育てられ管理されてきたのだろうと改めて感じました。