田んぼで見かけるこの鮮やかなピンク色の物体。
ジャンボタニシ(スクミリンゴ貝)の卵です。
ジャンボタニシは最初食用として持ち込まれましたがあまり人気が出ずにそのまま放られたものが野生化して定着してしまったようです。
食欲は旺盛で植物、昆虫ともに食べます。
稲も食べてしまうため害虫として見られていますが、田んぼの水位をうまく操ることで雑草を食べさせる水田除草に利用されている農家さんもいらっしゃいます。
ちなみに孵化すれば水の中を動き回りますが卵の状態で水に浸かると死んでしまうので水がかかりそうにない、それでいて水場が近くにあるところに卵があります。