鳥獣害に悩まされている生産者の方はとても多いと思います。
今後農業者の人口が減り、一軒当たりの耕作地が増えればより被害額は大きくなると考えられます。
獣害対策も習慣が大事、と書きましたが、獣にとって入り慣れてしまったところは様々な対策を講じても突破されることが多いです。
日ごろ生産者の方や集落の方が気を付けることが大事なのですが、よく見るのがこちら。
イネを収穫した後の田んぼ、そのままにしているとこうやって背が低くても実が付きます。
イノシシなどはそもそも越冬個体が少なく、増加が抑えられていたのです。
それが近年問題になっているのは単純に農地と山間部が近くなってしまったことに加え冬場のエサが豊富にあることがあげられます。
冬場のエサの一つに写真のイネがあります。
収穫後は耕起することをオススメします。
手間がかかると言われる人もいらっしゃいますが、イノシシの害による手間や被害額と比べることも一つ必要かなと思います。