土を耕す、農業でもかなり基本的なことですが、だからこそコツがあります。
トラクターなどは爪の回転数、爪が入る深さを調整することができます。
意識されて使っていますか?
深く、そして回転数を早くすることで耕したあとがきれいになるのでそうしがちですが、例えば緑肥を鋤き込むときは回転数は少しゆっくり、そして浅く耕します。
見た目はごろごろと美しくない、と思うかもしれません。しかしそうすることで土の構造が壊れにくく、空気も土中に入ります。
空気がある環境の方が緑肥は早く分解されます。逆に深く耕して地中深く入ってしまうと酸素が不足して腐敗に片寄ってしまう可能性があるため浅く耕した方がいいのです。
何より、浅く耕すのは機械の負担も少なくてすみます。機会があれば試してみてください。