暑くなってくると食べたくなるスイカ。
スイカといえば縞模様ですが、この縞模様、なぜあるのでしょうか?
所説あるかと思いますが、一番有名な話は発見されやすくするためと言われています。
スイカの原産地は乾燥地帯。雨が少なく植物は地面際に横に横に体を伸ばし葉を広げます。
そうしたところにスイカは実をつけるのですが、同じところでまた子孫を残すよりは少し離れたところに子孫を残しておきたいところ。
そこで鳥に発見されやすいよう縞模様がついたといわれています。
乾燥地帯ですからたくさん水を蓄えたスイカはまさに喉を潤すには絶好のポイントです。
またこの縞模様の下に種ができるようにもなっているようで、スイカの中心の糖度をあげることで鳥たちが表面だけつついて飛んでいかないように中心部が甘くなっているのだとか。
動けない植物の勝ち取った知恵が見られます。