こちらは数年前に子供が通っていた学校給食を保護者が食べる試食会があったときに撮影したものです。
その時通っていた学校ではできる限り地域のものを使っていましたが、お米だけは町内産100%だったと聞いています。
さて、昨日はフランスにいる友人から学校給食について問い合わせがあったので少し意見交換をしていました。
その中で非常に興味深かったのがフランスでは給食に使われている食材の2割をオーガニックにする方向になっているとのこと。
今回オーガニック食材が健康に良いとか悪いとかそういったことを取り上げたいのではなく、それが地方創生に一役買っているということが非常に興味深かったです。
どういうことかというと今までの食材は下処理したものを業者から仕入れていたようですが、オーガニックということになり既存の流通経路だと手に入りにくくなったのでしょう。
各地方にいるオーガニック農産物を作っている農家さんとの取引が始まり、新規就農や作変えを行った農家が増えているようです。
これは農家の収入アップに繋がっているようです。
さらに購入側も下処理していた食材が野菜のまま入ってくることになり、洗ったり下処理を学校ですることになったことから雇用も産まれているとのこと。
この辺りが非常に政策的によかったらしく後押しにもなっているようです。