昨日は文明は肥沃な土壌の元に生まれ、失われるとともに滅んでいくことを紹介しました。

文明は良い土から

現代においても土壌の重要性をいち早く考え、国策として乗り出した国があります。

アメリカです。

人口が増加し、食糧増産すればするほど農地にかかる負荷は強まります。

耕起を繰り返した農地から発生したダストストームはアメリカ中に甚大な被害をもたらしました。

（1935年テキサス州スタートフォードに接近するダストストーム、wikiより）

フランクリン・ルーズベルト大統領が自然環境のバランスを修復する政府のプログラムを実施、土壌保護局を設立しています。

耕起することで、土壌の表土を裸地にすることで災害が起きてきたことからアメリカでは不耕起農法が主流になっていきます。