弊社でプロデュースしている紅茶が世界的に権威あるコンテストで受賞したことは先日紹介しました。
GREAT TASTE AWARDS 2019で賞をいただきました
昨日はエントリーした名前にもなっている八女郡広川町の町長を生産者であるゆげ製茶の弓削洋さんが表敬訪問しました。
本来同席予定だったのですが、九州自動車道で発生した横転事故に伴う交通渋滞にて間に合わず同席はかないませんでした。
今回の表敬訪問では、広川町で3番茶を利用した紅茶の製造を町ぐるみで行うための提案も兼ねています。
日本の茶業界はかなり値段も落ちてきて3番茶などは出荷をしていないところばかりだと思います。
しかし良質な緑茶を作っている畑の茶葉、しかも夏場収穫する3番茶は紅茶の材料としては非常に優れています。
広川町にも八女茶を作っている茶農家がいらっしゃいますが、その3番茶を紅茶にして地域ぐるみで発信していくことで世界に誇れる特産品ができるのではないかと考えています。
三大紅茶と呼ばれているウバ・ダージリン・キームンはどれも緑茶用品種から作られています。
緑茶用品種で紅茶を作ることで紅茶用の品種よりも渋みが少なく上品な紅茶ができるのです。
そこでもともと渋みを抑えて作られている日本茶で紅茶ができればその三大紅茶に負けない紅茶ができるはず!と考え紅茶事業に着手しています。
日本茶の3番茶が紅茶として売れるようになれば1番茶の緑茶も世界から注目を浴びるのでは?
そうなると日本の茶業界も元気になっていくはずです。
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