農作物のブランドで大事なこと

早瀬社長

先日ご紹介しました黄身がつまめる卵を作っている養鶏農家の方のお話を伺うことができました。
すごく印象的だったのはブランド化するのに大切なこと。
覚えやすく、そして体を名で表すようなネーミング。これが大事なんだけど、一番は美味しくないと、ものがよくないと全然ダメだということを言われていました。
これは卵がTVで取り上げられ、黄身を指でつまむというパフォーマンスをしたところからつまんでご卵ができたわけですが、放送後他の養鶏農家が真似てみて、やはり指でつまめた。と。
※社長が言われるには今世に出ている大半の卵は指でつまむことができるそうです。これは何も今の卵の品質が良くなったというわけではなく、どの卵も基本的には指でつまむことができるのだとか。
話を戻しまして、その他の養鶏農家が指でつまめることをアピール、1年は飛ぶように売れたそうですがリピーターがなく結局売れるブランドはできなかったとか。
こういった経験を踏まえ、ものがよくなければブランドなど作っても無意味。
農業者はいいものを作る努力をまずすべし。
というお話で非常になるほど!と思った次第です。