アレルギーに見る危機管理

昨日はファミレスにご飯を食べに行ってきました。

子供が小麦・乳・卵がダメな子と、小麦・大豆・卵がダメな子がいるので外食時には気を使います。

行くところに迷ったら大体ファミレスにいきます。

もちろん店舗によると思いますがファミレスには大抵低アレルゲンメニューがあります。

低アレルゲンメニュー
ロイヤルホストの低アレルゲンメニュー、HPより引用させていただきました)

ファミレスはどこも大体そうですが低アレルゲンのメニューをオーダーすると食器も個包装で出てきます。

アレルギーの子にも安心して与えることができますね。

これがほかの店ではなかなか油断ができない、チーズをあきらかに使っているのに乳製品のところにチェックが入ってないなど結構見かけます(メニューにアレルギー表示をしているのに)。

これは万が一が起きた時の危機意識の違いととれるのではないかなと思います。

ファミレスなど規模が大きくなるとその分様々なリスクを考え対処していますが、小規模店舗の多くはその意識が薄い(費用対効果の問題はありますが)ところが多い気がします。

同じことが農業の現場でも言えるのではないかなと感じます。

GAP手法に基づき圃場や選果場、倉庫など整理整頓を行い、リスクの洗い出しをしているところとそうでないところ。

どうも個人の技術を売りにしているところほどそういったリスクを軽視しているところが多い気がします。

もちろん全てではありません。技術も突き抜けて超一流となると大体同じところにいきつくようで、やはり圃場も倉庫もそして撮影した栽培にまつわる電子データまできれいに整頓されている人がいらっしゃいます。

別にいい悪いはないんですが、飲食店にしろ生産者にしろ自分のお客様はどんな人かということにあわせて費用対効果を見ながらしていくことが一番大事ではないかなと。ロイヤルホストにいって感じました。