お正月のしめ縄飾りと下肥

お正月にするしめ縄飾り

江戸時代には下肥が肥料として使われるようになってきます。

その時に田んぼにたい肥の材料としてではなく、そのまま下肥をいれて栽培をする地域がありました。

下肥は非常に窒素が多かったことから実入りが悪い稲になってしまいます。

そこでその地域の稲はお米を取るための栽培ではなく、しめ縄飾りを作るための稲の栽培地域になっていったそうです。

しめ縄に使う稲は穂がつく前、まだ青々としている時に刈り取ります。

東京の葛西などが産地だったそうです。